散文です。

8/4に開催する赤い部屋、インスピレーションは江戸川乱歩からなのですが。

江戸川乱歩の世界はべったりしていて陰鬱で、エンターティメントの世界で詐欺師か
マジシャンかと思うような部分もあるのだけど、頭に強烈に映像が焼き付いてなかなか
離れなかったりする。

もちろんその映像は自分の頭で作り出すものなので、100人居たら100通りのイメージがある。

最近よく思うことといえばSNSの普及に伴って体験することや感じることが薄れてきている
気がする。その場に行って、人と会って、舞台や音楽を聞いたり、本を読んだり、恋したり
悲しんだり、苦しかったりそこから抜け出たり。

などということがたくさんたくさん積もって行って、自分というものを形成していく。

誰かの作品や記事に”なるほど”と共感することがあっても、それはその人の意見であり
自分のものではない。周りの環境は変化するものであって、そこに重きをおくと
自分を見失う結果に繋がる。

自分を掘り下げて、向き合ったことのある人はクリエイトすることができる。

クリエイトっていうのは自分の人生を創造すること、Artの語源はラテン語のArs,だそうで、
これは自然の配置、技術、才能、資格、などという意味があるそうだけどこれはよくよく
考えると”あるところにあるべくしてある”ということなのかなと。

例えば自然や宇宙の摂理、なぜ生き死にがあるのか、自分は何者か、のようなごく普通に
生活してるけれども、実はものすごいことをやってのけて居て、その一つ一つの神業が
積もり積もって、もしくは互いに影響しあってバランスが取れている。

実は一人一人、人間ってものすごい存在だってことに早く気づいてもう少し今よりも自分に
向き合う丁寧な時間が取れたなら、進むべき方向が見えてきて自分の人生をクリエイトして
いく、本来のArtの意味になっていくのではないかな。

などと。

話が大きくなってまた小さな視点に戻りますが。

8/4(金)の赤い部屋が秘密めいたコンセプトなのは、なんでも見える世の中の密かな抵抗
であると同時にそんな創造の時間を少しでも持っていただきたいという思いからでも
あるのです。

赤い部屋〜Floating Women


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