Yoshiko Chuma(以下ヨシコさん)は名前だけは聞いたことがあったけれどお会いしたことが
なかった。60年代の前衛芸術活動家、という以外知らなかった。

言い方がきついけど、真実だから騙されたと思ってついてきてください、という主催者の
中沢レイちゃんのメールに覚悟して向かう。
Meg Stuartも尊敬するというヨシコさん、楽しみ半分、覚悟半分でワークショップと
パフォーマンスに臨む。

たった二日だったけれど彼女から教わったことはコアの部分、なぜ、それをやっているのか?
というシンプルなこと。そしてそれに付随しての様々なこと。言葉にすることはできるけれど
こればかりは現場で体験してみないと伝えきれない。

一つだけ自分自身ショックだったのは、散々勉強したり体験したりしたはずなのに瞬時に出ない
ということは、それだけ常に念頭に置いてやっていないのだということに気がついてしまったこと。

こんなことを書くと適当に踊っているのかと誤解されるかも?書かないほうがいいかなとも
思ったけどこれだけは全ての人に共通して言えることなのでせめて教わったことの一つくらい。

ぬるいね。自分。

あんなにフランスで言葉の表現がどんなに大切か。
(下手するとダンス内容よりもコンセプト重視くらい)
というのを嫌という程体験したはずなのにいつの間にか日本でぬるま湯でいい気持ちでいたのかも。

それが深層心理ではわかっていたから、心身のバランスが崩れていたのかも。

それをどうにかしたくて、Yoshiko Chuma に会いに行ったのかも。

自問自答は繰り返し繰り返し。

これはダンサーや表現者だけでなく、全ての人にいいお薬となる時間です。
良薬は口に苦し。

出会えた事に感謝です。

今回桂子は別のワークショップに参加することが決まっていたので一緒に行けなかったけれど
彼女は災害時にどうやって人の命を助けるか、といったプログラム位参加する中で自分の
立ち位置を即座に理解するということ、それに伴っての人とのコミニュケーションの仕方、
そう言ったこと中心にやはり彼女も気づき、自問自答し、帰ってきました。

二人とも同じところに行ったのか?と思うほどの蚊のさされ様。

関ノ戸さんというお菓子屋さんの店先で踊らせていただいた話をしながら
お土産の関ノ戸を食べつつそんな話をしていました。

余談ですが今回10/1 に参加した関宿街道パフォーマンスは東海道五十三次の関所、関宿
にて行いました。すごいのはそのまま実際に住んで生活しているということ。なので代々
お菓子屋さんとか、桶職人さんがいらっしゃる。桶職人さんは4代目です。
関ノ戸のお菓子は口に入れるとシュワ、フワワという感触があり舌にも楽しい。
読めば鈴鹿の巓に積もった雪をイメージしたとの事。納得。

桶屋の職人さんもここで踊っていいよと面白がってくれたので桶屋の店先でも踊らせて
いただきました。桶もすごく綺麗で。道具がまた良かった。
良いものでいいお値段でお土産には買えなかったけど。また行きたい。

人との出会いも嬉しい出来事だった。


Spooning! はまだ続いています。
是非、現地で体験してほしい、貴重な宝のような時間が過ごせます。
興味ある方は是非、行ってみて下さい。

Spooning!

Secret

TrackBackURL
→http://dance86b210.blog21.fc2.com/tb.php/560-e5f94855