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2022.08.31 匠の技
私職人さんのお話なんぞをお聞きするのが大好きでして、ちょくちょくお話聞かせて
いただいてお勉強させてもらってますのですが。

今回はうちわ欲しいなというところから始まってちょうど画像検索で潔くて好きだな
と思ううちわをネットで購入。どうやら老舗のお店らしいということでお店見たくて
店舗受け取り。伊場仙さんという日本橋の老舗。

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ダンスフェスティバル参加のためにラオスに行ったときに民族衣装のシンというスカート
を素敵には着こなしている女性の姿を見て、”ああ、私ももっと着物を着よう、、”
と心に誓ってはや数年。

着付けしていただきながら浴衣や着物を着ていましたが自分で着ようと今更ながら
まずは浴衣からスタート。子供の頃は今では信じられませんが自分で浴衣を着て
お太鼓とふくら雀が出来てたっていう、、、

今全くもってできませんので練習中。(Youtubeにて)

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うちわは花火大会で配られていたもの。それで欲しいなとなったわけです。

相方桂子は着付けは上手にできるので、私も頑張らんと!!

ということで日本橋あまり来ないのでちょっと散策しつつ。

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文明堂のカステラ美味しかった。。でもざらめ昔からあったかしら?
カフェで一服しつつ、場所柄でしょうか、なかなかにマダム達の会話の内容がシュール
というか生々しい。
以前銀座のカフェで一服した時も、遺産相続についてのお話が繰り広げられていまし
たっけ。。興味深いエリアです。

で、うちわも購入できて昔から扇子欲しいと思いつつなかなか出会わないので伊場仙さん
でも物色したのですが見つからず。(でも凄い素敵な扇子たくさんありました)
目の前に三越がありましたのでここならあるかなーと。

祖母がいつも使っていた白檀の扇子を思い出して探してみたら香木屋さんにあったのですが
ビッっっっくりするぐらいのお値段。
そりゃそうか、香木だから。お姿を拝んで引き返そうかと思ったその時に。

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撮影許可済

店頭実演。江戸刺繍と組紐でした。あまりの素晴らしさにしばし見とれていましたが
そもそも江戸刺繍という言葉を初めて聞きましたので色々質問。絹糸をそのまま使うか
よって使うかで変わる光沢の具合、華やかな図柄で埋め尽くすのかそれとも空間を開けて
シックな雰囲気でまとめるのか、前者はたとえば京都、後者は江戸、といった具合に
渋好みな雰囲気が江戸刺繍という名前になっている、ということでした。
裏もすごく綺麗なんです。見えない部分なんだけど。生地の目を拾っていく刺し方と
そうでない刺し方で表情を変えたり、また絹糸なので光沢によって一色で刺している
のにグラデーションが出て何色も使っているように見える、とか。

とにかく色々作品を見せていただき解説していただいて本当に楽しい時間。

マエストロ。竹内功氏の作品はこちらで見ることができます。11月には新宿伊勢丹でやるらしいです。
目の前で超絶技巧を拝見できるチャンス! 

で、あんまりにも色々質問していたせいか、
”刺繍の凄いの見たいんだったら今刺繍絵の展覧会やってるから行くといいよ”

ということで伺いました。

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明治に入って着物を着る人が少なくなり、また贅沢に着物を作るお客さんも減って
なんとか打破するために高島屋(って呉服屋さんだったんですね、そもそも。知らなかった)
と職人や絵師が海外輸出用に始めた刺繍絵画。

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サイトより抜粋----------------------

刺繍師(ぬいし)が針と糸で描いた超絶技巧の作品の数々が集結

明治期を中心に、日本を代表する美術工芸品として盛んに製作された刺繍絵画。
技巧の限りが尽くされた作品群は、日本刺繍の最高峰とも評されています。
しかしながらそれらの多くは、輸出され日本に残されておらず、日本人が作品に
出会う機会はほとんどありません。
当時各国で盛んに開催されていた万国博覧会にも出品され、世界の人々の賞賛を受け、
作品の多くが海外に渡ることとなり、ほとんどの作品が海外に流出したままなのです。
本展では、国内にある貴重な刺繍絵画作品を中心に、ビロード友禅やそれらの下絵を
展示することで、製作不可能といわれる繊細な職人技をご堪能いただきながら、
一堂に会した日本の美をお楽しみください。

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本当に気狂いになりそうな細かさと美しさ、職人魂がビシビシと伝わってくる凄い
展覧会でした。マエストロから絹の前情報もいただいていたので角度を変えて鑑賞したり、
美しかった。教えていただけてよかった!

9月12日までですので是非!お勧めです!


新潟での越後妻有大地の芸術祭参加の為に、桂子は1週間近くお休みをいただいたので

越後妻有大地の芸術祭2022 86b210
↑こちら
開放感溢れる全公演終了後の集合写真。(写真の為にマスクは外してます)
みんなすごい。。。

今度は私がお手伝いすべく!

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桂子がお世話になっている熊野はむすびの里へやってまいりました。

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朝から畑で取れた新鮮お野菜やお米、卵!のとてもおいしい朝食をいただきおいしい
珈琲をいただき。気持ち良い霧の中桂子の運転で(だいぶ上手くなっていました)

ご縁で山奥の秘境神社へ。

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丹倉(あかくら)神社へ。
こちらで奉納舞をさせていただける事になり、ご挨拶かねて。

-原始の山岳信仰を受け継ぐ修験道の行者たちが外界を離れ自ら鍛えた修業の場と
言われています。-熊野市観光公社ウェブサイトより

とのことで静かだけど豊かなしっかりしたパワーを感じる場所。気持ち良かった。

神社を守っている方からいろいろなお話を聞く。その中で花の窟神社ともう一つ
(花の窟は、神々の母である伊弉冊尊(イザナミノミコト)が火神・軻遇突智尊
(カグツチノミコト)を産み、灼かれて亡くなった後に葬られた御陵です=お墓)
産田神社があり、そちらはカグツチノミコトを産んだ場所でそちらの方が大元らしい。
それから神籬(ひもろぎ)という場所があって、そこに神様に
降りてきてもらってお迎えする、という場所だそう。

ギリシャ神話にも似た、黄泉の国へ行ってイザナミをこの世に取り戻そうとする
イザナギの話。
黄泉がえり→蘇り
そういう土地なんだよ熊野は、と言ったお話をお聞きして、なんとなく今来て良かった
な、、と思ったのでした。

そんな感じで熊野に来るといつも神様のお話が普通に出てくるのでそれも凄いなあと
思うのです。村で道の真ん中歩いてたら、”神様が通るから真ん中は歩いちゃダメだよ
端を歩くんだよ、” と教えていただいたりとかね。。。

帰りに産田神社へ。そして花の窟へ。
そしてお昼ご飯を熊野古道でもある七里御浜で語りながら食しあまりの暑さに退散。
しかし綺麗だったけど波が大きくてヒキが強いので見ていてちょっと怖い感じ。
ここは急に深くなっており危ないので地元の方はみんな泳がないんだそうです。


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むすびの里のある飛鳥町に戻って飛鳥神社へ。

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ひたすら気持ちが良い。

肝心のお手伝いはと言いますと雨降りの中野菜収穫と畑の草むしり、泥だらけになってやって
ましたので写真撮る暇なかった。あとは薪でお風呂焚き。
ひたすら火をくべてじっと見つめる。なんか下の火種みたいな奴らが上の薪を後押しして
炎が一気に燃え広がる、すると風も手伝ってさらに轟々と音を立てて燃え盛る。。。

なんていうのを見ていましたら適材適所で支え合って一つのことが成し遂げられるのね、、

などといろんなことからお勉強タイム。いい時間であった。。。。
心と頭が無になるから楽しい。
でもあんまりお手伝いできなかったな。それよりこちらが凄く癒された。

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畑仕事の後は大又川に飛び込んで泳ぎ

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私初の川なので非常にドキドキしながら入水、、、

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ちょうどアーティストインレジデンスをやってるということで拝見。
オーストラリアと熊野を行き来しているアーティスト中心に行われているようで
少し関係者の方にお話をお聞きしたり。

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子供ワークショップでみんなで花火作ってた。花火大会が中止になっちゃったからね。。

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熊野在住の新谷武文氏の作品はすごい構図と色彩と伝統が入り混じってとてもパワフル
だった。凄い!

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久しぶりにぐっすり眠り、自然や人や作品に癒されて、黄泉の国から蘇ったかの如く
東京に戻ったらすこぶる元気になったのでした。
さて次の日はお待ちかねの朝ごはん、マルキ製パン。

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ちょっと移動中に潰れてしまったけど大変美味しゅう御座いました!
近所の方が集まって朝のパンを購入してる姿も素敵だった。

そして次のミッションはこちら。

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ブライアン イーノってアートスクール出身だそうで知らなかったなあ。
お客様のブライアンイーノ愛を存分に感じましたよ。。。
こういう関係性って素敵ですね、、、

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ブライアンイーノへのお手紙ノート。読んでるだけで楽しかった。私も描いてきました。

お腹も空いたので少し移動。しかしながら殺人的暑さの京都よ、、、、
ビジュアルに圧倒されながらも美味しいということで初”アイコちゃん”。

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マンボ焼きなるものを注文。牛すじ入りで。
めっちゃくちゃ美味しかったです。そんでお腹いっぱい。
圧倒的なパワフル女将さんとお客さん、漫才聞いてるみたいであった。なんか初めて
の店だったがお客さんは常連さんで長く通われてるようで色々ローカルな個人情報を
一緒になって聞いてしまいつつ。


そしてハイライトはここまできたら外せない三十三間堂の国宝風神・雷神と二十八部衆。
象に恋した初めての相手、金剛力士様のお姿を拝見してお美しい〜とまたもやハートを
飛ばしつつ、相方桂子の住まう土地、熊野に向かいます。

車だと京都から2時間半くらいなのですが。。 4時間ほどかかって夜到着。

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お部屋の電気の紐?
がブライアンイーノを彷彿とさせる。

雨がしとしと降っていて山上なので涼しくて快適に畳の上で久々に熟睡しました。
気持ち良い。。。。


    
神社セッション


後半はもう振動がすごくて画像が震えておりました。いやー、楽しかった!
皆様と時間を共有できたことに心より感謝申し上げます。

さて、ちょうどお盆前にお休みをいただいたので、かねてより拝見したかったこちらを
観劇のためにまずは京都に向かいました。

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ビジュアルの単純な面白さから深みを増していく計算され尽くした舞台。
非常に面白く、またダンサーの肉体の素晴らしさにも感涙。
N .Y.で拝見したWar Horseという舞台を思い出したり。
とにかくダンサーの表現力、懐の深さが素晴らしい。それを存分に演出している
Dimitrius Papaioannou も。そしてこの演出をやらせてくれるロームシアターにも
びっくり。

かなり大掛かりなのですが、私ずいぶん前に Avignonの演劇祭で拝見した舞台で
女性が水でいっぱいの舞台の上をタバコ吸いながらスイーーーっと滑っていく、、、
みたいなものを見たのですが、(これもすごく素敵だった)この演出をやらせてくれる
劇場にもびっくりした思い出があります。

当時はどちらかといえば日本は、アーティストがやりたいことが100%できるという
状況ではなかった。まあ、潤沢な資金というものも関係しておるとは思いつつも、
劇場はできるだけアーティストがやりたいという要望に応えていく、それが劇場の務め、
そればプロでしょ?みたいなことを当時劇場の方からお聞きして、本当に目から鱗で
こんなに作品に対してのアプローチの仕方が違うんだ!!!

と、カルチャーショックを受けたことを思い出しました。

文化庁が京都に移転するらしいですし、ますます京都が文化の中心を取り戻して
いくのだろうなという予感しかしません。

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なんだかまるで京都の街並みのよう。
偶然かな?それともこれも計算かな???

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友人に教えてもらった豆八さんは早仕舞いで寄れなかったのでウロウロしながら
明石焼きの店を見つけたのでそこで夕食。
すごく美味しかった。。。

たこ入道

中古の着物を激安で購入できる!という戻橋さんに寄って、初心者浴衣セット購入したり。
(このセット一式で驚愕の2500円也👀!)

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楽しいインプットの旅。

8月の神社セッション、平和への祈り、破壊して再生する祈りのパワー!という
事で始まった神社セッション、お客様も参加していただいて初めて成立する祭。
御来場、ご参加いただきました皆様、オンラインシアターご参加の皆様誠に
有難う御座いました!

いつもは終戦記念日あたりなのですが今回は奇しくも広島原爆投下の日の前夜
でありました。

神社セッション 呼応

昭和感あふれる幕。家の中にこれから潜んでくるであろう得体の知れない物たち。
といった雰囲気からスタートしました。

ここから一気に破壊と再生と祈りの祭りへとなだれ込みます!!

9日までオンラインシアターでご覧いただけます。ぜひお家の中で祭りに参加して
下さい。

神社セッション オンラインシアター

今のこの情勢は何百年かに一度歴史的に繰り返す破壊の時なのかも知れないから
この後は新しく再生に向かうのだと思うと仰っていたお客様もいらして
そうなのかも知れないと思ったり。

生きてこそ。脈々と受け継がれてきた大事な命一つ一つの重さ、それを他人が
殺めるなんてこと絶対にあってはならない。

平和が一番。
皆様のパワーと我らのパワーが竜巻となって宇宙に届きます様に。
8/5(金)空間実験室LABO+ 神社セッション、出演者の紹介です。

空間実験室LABO+ 神社セッション グロプチン ヒノキヲタクロウ 86B210 鈴木富美恵


●出演者紹介●

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Gloptin
孤高の音求道者。
暗闇の変人。
フロアタム、キッチンメタル、自作電子ボックス、改造エフェクター、ストロボを
使ったライブパフォーマンスをしている。
暗闇と閃光、個と集団。
太鼓と叫びと爆音とストロボとフライパンがアトラクション的に五感と本能を刺激
するソロユニット。

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PINOKIO
ヒノキヲタクロウ(PINOKIO)は自らの内に秘めた精神世界を旅する。
それは濃密で奇妙で陰鬱とした不思議の国である。
彼の作品はその世界を旅しながら見つけた強烈なビジュアルを現実世界に引き出すこと
によって産まれる。
1979 年岡山にて生を受けたヒノキヲタクロウは幼いときより空想の世界に入り浸り、
一人遊びが何よりも好きな子供だった。
彼が少年期を過ごした岡山はとりわけ、日本古来より続く精霊信仰が根強く残る土地で
深い山、原始的な川が流れ、古い神社や祠が無数にあり、妖怪や物の怪の存在が身近に
感じられるような独特の風土で あった。
そのような環境で彼のイマジネーションは育まれ、目に見えない世界を描く事に楽しみ
を見出して行った。
専門学校で本格的に絵を勉強し始めた彼はそこでシュールレアリズムに出逢い、その
ビジュアルと思想に大きな影響を受ける。
「夢も幻覚も空想も全てが現実の一部である」その言葉がヒノキヲタクロウのアートに
ぴった りと嵌る表現だった。
2016 年、彼は更なるアーティストの高みを目指しニューヨークに移り住む。
そこでニューヨークの人々に向け、ストリートパフォーマンス、壁画制作など新たな
経験を積む一方でニューヨークの最新のアートに触れ彼自身のアートの幅を広げながら
現在に至る。
そしてまだヒノキヲタクロウは留まらない。好奇心と探究心がある限り彼の旅は続く。

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鈴木富美恵(86B210)
国内外で活動する井口桂子、鈴木富美恵による前衛舞踊デュオ。
渡仏中の公演に関して『DANSER』(フランス)『ballet tanz』(ドイツ)best stage 34の
topに掲載される。
共同通信パリ支局よりニュース配信される。AIR レジデンシーアーティストとして、
CESTA(チェコ)、ArtBIOTOP(日本)、Galerie Nord(フランス)参加。
他分野の芸術家との共同作業にも積極的に行っている。
OPAM(大分県立美術館)にて教育普及活動を行う。
また映画監督Tim Burtomシークレットパーティでもパフォーマンスを披露。
2022は越後妻有大地の芸術祭に出演。
即興の肉体の面白さ、空間をつくり上げる試みとして偶数月の第三金曜日
に空間実験室LABOを主催。
2013より、Art Space 呼応co-oh 主催。
様々なアートが交流する場所としてオーガナイズも行っている。
今回は事情により第3金曜日ではありません、鈴木富美恵ソロ参戦!

詳細、ご予約方法はこちら
http://dance86b210.blog21.fc2.com/blog-entry-888.html
おお!末広がり!!

毎回終戦記念日あたりにやっておりますが今回は諸事情により第3金曜日ではなく、8/5
開催となりました。毎回来て下すっている方にはお分かりかと思いますが、舞台美術
として終戦記念日の新聞を使っております。

今回は終戦記念日前にやりますので少し趣向を変えお届けする所存。

祭りの時間をご一緒に!!日頃の憂さや汚れを落として下さい、我らが昇華して参ります!

平和が一番!!!!!
空間実験室LABO+ 神社セッション グロプチン ヒノキヲタクロウ 86B210 鈴木富美恵

-English below

空間実験室LABOより生まれた種を育てる、その一歩先へ、のシリーズ、LABO+。
8月激しく神社セッション!! が帰ってきます。
自作ジャンクメタルやプリペアドフロアタムを全身全霊でかき鳴らし自ら発光するgloptin
そしてNYより帰国し日本で活動中の幻想絵師、ヒノキヲタクロウ、激しい祈りの
破壊的ダンス担当鈴木富美恵でお送りいたします。

世知辛い世の中を少しでも光を見出すべく、地下神社が現れます。
平和への祈り、そして夏の雷にも似た厄払い的セッション。
キャパ60%の30名限定、御予約制です。

どうぞお立ち会い下さい。
終演後はサロンになります。どうぞお越し下さいませ。
お会い出来ます事楽しみにしております!

また6日から三日間オンラインシアターも開設いたします。
全世界から参加可能ですのでこちらも是非!!
オンラインシアター
https://86b210.stores.jp/items/62c3f407a74e3318a9002a57


Our project "LABO" is a series of performances held on the third Friday of even numbered month.
It is a laboratory of movement.
Our next project, "LABO+", grows from the seeds of LABO. LABO+ performances will be further
developments of works from LABO's laboratory.
Our next "LABO+" performance will be held on Friday, August 5.
The performance will be a collaboration with the percussionist, gloptin and
Painter,Takuro Hinokiwo. 

If you will be in Tokyo, please come to our performance! 30seats,reservation only.
We look forward to meeting you then.
For those who can't attend in person, we will also be offering an Online Theatre
version of the performance from Augst 6 - 9. Please enjoy!

Online Theatre
https://86b210.stores.jp/items/62c3f407a74e3318a9002a57

LIVE PERFORMANCE
8/5(Fri)
Door Open 19:30. Performance Start 20:00
2500yen (Incl. 1 drink)

[会場/Venue]
Art Space呼応Co-oh
新宿区四谷3-6結城ビル地下一階
B1F,3-6,Yuuki Bldg,3-6,Shinjuku-ku,Tokyo 
http:www.cooh-studio.com

ご予約/Reservation
86b210@gmail.com

出演/Performer
gloptin (Drum,Lighting,Voice)
Takuro Hinokiwo (Painter)
Fumie Suzuki (Dance / 86B210)

音響、照明
新村貴樹
越後妻有大地の芸術祭2022、6月の我らの作品震える空〜Vibrating Skyにて
音楽担当してくださっている坂出雅海氏!の、所属するグループ、そして四谷三丁目で
定期的に行っている空間実験室LABOにて即興にて、三田超人氏、清水一登氏、佐藤正治氏、
巻上公一氏、ご一緒させていただいた皆様のグループ、ヒカシューの
ライブ、巻上公一「『カバコフの夢』を歌う」を堪能してまいりました!

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流石の夏休み時期で満室、満室。滑り込みでこちら何とか予約。
松代芝峠温泉 雲海

雲海が見える!というのと会場のまつだい農舞台にとても近いのです。
こちらで荷物を置き、見晴らし最高な温泉にザブっと。

巻上公一「『カバコフの夢』を歌う」へ!
お世話になった大石さん、大垣さん、村山さんにお会いできて嬉しい時間。しかし
スタッフは長丁場だから(そして瀬戸内国際芸術祭と重なってしまっているから)
大変だよね、、
どうか倒れないで最後まで健康に完走できますようにお祈りしております!

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ライブは。。。
夕刻からの太陽光からの少しずつ灯が入り夜となっていく、時間というものを感じ
させる照明と、それに伴った演出、ゲストの皆様+ヒカシューのくんずほぐれつの
カオスな時間帯、カバコフ作品からの音の諸々、そして1時間45分のコンサート、
熱量とうねり、虫がたくさん集まってきて黒い影がぐるぐる回っている様子も
空中のダンサーのようで、とてもエネルギッシュだった。

いやー。

元気もらった!!!

旅館に無理やり夕飯を遅くしていただいていたためにご挨拶もそこそこに雲海に
戻りました。(夕食時間過ぎてしまってたので、、、)

そして撃沈。よく寝た〜。

翌朝は御来光とともに早朝風呂にてうっすら雲海を見ながら貸切露天風呂、、、
最高です。

オープニングセレモニーでご一緒した方の作品は見たいなあと思っていましたので
今回は鞍掛純一氏、大塚理司氏の作品と、カバコフ、ボルタンスキーの作品を回ることに。

イリヤ&エミリア・カバコフ, 棚田

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生花回廊といって様々な生花作家さんの作品が点在しています。

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大塚理司氏 王国

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人のようにも見えるインスタレーション、絶妙な角度で展示されている様に”生花だ!”
と改めて。

イリヤ&エミリア・カバコフ, 手を携える塔

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音響効果が良くてすごく響く、そして世界と呼応するような電波塔が。

イリヤ&エミリア・カバコフ, 人生のアーチ

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ここにきて昨日のヒカシューライブのとあるシーンに腑が落ちました。

エステル・ストッカー 憧れの眺望

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なんかぐるんとするような作品。今思えば似たようなテキスタイルの服着てたから遊べたかも。
と思いつつ実際はずっと下から歩いて猛暑なので頭回転してませんでした。

豊福亮 樂聚第

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磨かれたような真っ黒い石と金箔のコントラストがとても美しい。

鞍掛純一+日本大学芸術学部彫刻コース有志 脱皮する時

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獣の毛並みのような、風の道のような、空間で今までの城主の歴史なども重ねて考えながら
金の部分に座りつつ風に吹かれていました。

しかし農舞台からここまで歩いてしまったのでありえないほど汗が出て上から下まで
ビッショビショです。ちなみに今回行って必須アイテムと知ったのは

▲水
▲帽子
▲タオル
▲虫除けスプレー
▲素肌の出ていない服装(山の格好)
▲歩きやすい靴
▲着替え

ですかね。。。

シャトルバスがあるというのを後から知りまして、(ちゃんと書いてあったのですが
朦朧としてて見落としてた)帰りはシャトルバスですいーっと。

地元のお母さんが作る美味しいおにぎりとレモネードなどを頬張りながら。

最後はこちら。

クリスチャン・ボルタンスキー, ジャン・カルマン, 最後の教室

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私実はボルタンスキーってそんなに凄い好きって感じではなかったのですが、
この作品は別格。

ジャン・カルマン氏と、共同で制作しているせいかもしれませんが空間の使い方が
圧倒的に素晴らしい。
ボルタンスキーの魂も浮遊してそこ、最後の教室に浮遊しているような気がして
ならない。


静から動まで、様々なエネルギーと自然に癒やされてこちらに向かいます!

この夏あの神社セッションが帰ってくる!8/5(金)神社セッション!