2017.02.13 嬉しい再会
ミスペレグリンと奇妙な子供達


ちょっと前になりますが、”ミスペレグリンと奇妙な子供達”プレミアのため来日された、
Tim Burtonとそのチームに会うことができました。
今回はとっても短い滞在だったためにパフォーマンスをしたりする機会はなかったのですが
いつものメンバーにお会いできて、懐かしい同窓会のような暖かい時間でした。

もうお会いしてから10年!!! 最初のパーティでのパフォーマンス依頼からのご縁ですが
毎回会ってくださる心遣いが嬉しいです。

素晴らしいクリエーターの方とはお会いするだけでとても大きな力をくれる。
精力的に活動なさりながら心遣いがある。。。って並大抵じゃないなあといつも
頭が下がります。

Tim は本当にいつでもずっとずっと目の前の空気や思い立ったことを絵にとどめています。
絵を描くことが癒しであるかのようです。で、パワフル。

とにかく尊敬するアーティスト。私たちも沢山の愛とパワー頂きました。

86b210 timburton

頑張ろう!

韓国では学生に向けて講演をしたりしているそうで、そんなことが日本でも行われたら
いいなあと思いました。学生じゃないけれど聴講したい。
ベルリン、パリを拠点に活動するミュージシャン、Dead Sexyの一員であり
フリーランスのカメラマンでもあるステファン、仕事で日本に来日したので
久しぶりにShooting.

86b210 yotsuya artspaceco-oh tokyo

アイデアを話した後はひたすら撮影。たくさんの砂を使用したのでみんなすごいことになって
終了した後は、哲学的なことや生きることや経済やら本当にいろんなことをシェアしながら
ご飯を食べて飲んで、久しぶりの再会は短い時間ではあったけれど、ぎゅっと濃い凝縮した
いい時間だった。

どんな作品になるのか、楽しみ。
9月のとある日、スコット津村さんとカロリーナセカの個展のオープニングパーティで
出会いました。

カロリーナの記録写真を撮られていました。
彼はオシャレに決めていて、目が生き生きとしていてとても魅力的、そしてライカのカメラを
持っていたので、ライカのパーティで踊った話などからカメラの話などしているうち、
”撮りたくなってきた”
と、カロリーナの作品とともに一枚写真を撮っていただきました。

その写真を見せていただいて、また別の写真を見せていただき、これは!!っと
セッションをしませんか?とお誘いして、86Bの練習風景を撮っていただくことになりました。

大抵は作品どりをすることがほとんどですが、ライカの古いレンズとスコットさんの切り取る
奥行き感とか空気感が練習しているいつもの自分たちを撮っていただきたい気持ちになり。

86b210 scott tsumura

動きながらシャッター音が響き、でも溶け込む感じで自然にいつもの練習を続けられました。
静かで温かな空気。でも情熱がある。

86b210 scott tsumura
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86b210 scott tsumura
86b210 scott tsumura
86b210 scott tsumura

練習をしている時、たまにお題目をお聞きして、それで短く作品を作るということも
しているのですが、彼のお題目はイメージでした。詩のような感じ。
写真を撮られているからでしょうか。そのイメージを元に踊っていきます。

86b210 scott tsumura

踊り終わって、こんなイメージでやってみた、と、お話しをしていたところ、
”では、こんな風だともっといいかもしれない”
と、ビジュアル的にヒントを下さって、私も相方も目から鱗。

とても素敵な時間を過ごすことができました。
実はスコットさんはとっても忙しい方で、お仕事を縫うように撮影に来て下さったのでした。
大感謝。。

スコットさんのブログや写真は、こちらでも見ることができます!!是非、ご覧ください。
文章も、ちょっとした余裕やユーモアがあって素敵なのです。

ヨドバシカメラ レンジファインダーな人達 スコット津村
レンジファインダーな人達
Shot&Shot

Yoshiko Chuma(以下ヨシコさん)は名前だけは聞いたことがあったけれどお会いしたことが
なかった。60年代の前衛芸術活動家、という以外知らなかった。

言い方がきついけど、真実だから騙されたと思ってついてきてください、という主催者の
中沢レイちゃんのメールに覚悟して向かう。
Meg Stuartも尊敬するというヨシコさん、楽しみ半分、覚悟半分でワークショップと
パフォーマンスに臨む。

たった二日だったけれど彼女から教わったことはコアの部分、なぜ、それをやっているのか?
というシンプルなこと。そしてそれに付随しての様々なこと。言葉にすることはできるけれど
こればかりは現場で体験してみないと伝えきれない。

一つだけ自分自身ショックだったのは、散々勉強したり体験したりしたはずなのに瞬時に出ない
ということは、それだけ常に念頭に置いてやっていないのだということに気がついてしまったこと。

こんなことを書くと適当に踊っているのかと誤解されるかも?書かないほうがいいかなとも
思ったけどこれだけは全ての人に共通して言えることなのでせめて教わったことの一つくらい。

ぬるいね。自分。

あんなにフランスで言葉の表現がどんなに大切か。
(下手するとダンス内容よりもコンセプト重視くらい)
というのを嫌という程体験したはずなのにいつの間にか日本でぬるま湯でいい気持ちでいたのかも。

それが深層心理ではわかっていたから、心身のバランスが崩れていたのかも。

それをどうにかしたくて、Yoshiko Chuma に会いに行ったのかも。

自問自答は繰り返し繰り返し。

これはダンサーや表現者だけでなく、全ての人にいいお薬となる時間です。
良薬は口に苦し。

出会えた事に感謝です。

今回桂子は別のワークショップに参加することが決まっていたので一緒に行けなかったけれど
彼女は災害時にどうやって人の命を助けるか、といったプログラム位参加する中で自分の
立ち位置を即座に理解するということ、それに伴っての人とのコミニュケーションの仕方、
そう言ったこと中心にやはり彼女も気づき、自問自答し、帰ってきました。

二人とも同じところに行ったのか?と思うほどの蚊のさされ様。

関ノ戸さんというお菓子屋さんの店先で踊らせていただいた話をしながら
お土産の関ノ戸を食べつつそんな話をしていました。

余談ですが今回10/1 に参加した関宿街道パフォーマンスは東海道五十三次の関所、関宿
にて行いました。すごいのはそのまま実際に住んで生活しているということ。なので代々
お菓子屋さんとか、桶職人さんがいらっしゃる。桶職人さんは4代目です。
関ノ戸のお菓子は口に入れるとシュワ、フワワという感触があり舌にも楽しい。
読めば鈴鹿の巓に積もった雪をイメージしたとの事。納得。

桶屋の職人さんもここで踊っていいよと面白がってくれたので桶屋の店先でも踊らせて
いただきました。桶もすごく綺麗で。道具がまた良かった。
良いものでいいお値段でお土産には買えなかったけど。また行きたい。

人との出会いも嬉しい出来事だった。


Spooning! はまだ続いています。
是非、現地で体験してほしい、貴重な宝のような時間が過ごせます。
興味ある方は是非、行ってみて下さい。

Spooning!

先日、友人の中沢レイちゃんが主宰するイヴェントに参加するために三重県は亀山市に
向かう。一番の目的はMeg に会うために。

Meg Stuartは何年も前にSuzanne Linkeのプロシリーズに参加したInternational Dance Festival
in Vienna で二つの作品を観ていた。
その頃は繰り返しの技法をよく使って痛々しい作品を発表しており、とても好きな振付家
だった。Megの世界観をよく理解していたのだろうなと思わせる女性ダンサーがいて、彼女
もとても魅力的だった。

2005ぐらいだったと思うが、アヴィニヨンで彼女の作品をまた観る機会があり
劇場へ向かった。今まで観てきた作品とは打って変わり、舞台上は砂漠のようで
上手前にカプセルが設置されていた。
Megともう一人の男性がカプセル内で何か作業をしながら話しているのだけど、
電波が届いたり届かなかったり、という感じでこちらに話が聞こえたり
聞こえなかったりもどかしい。

そんな風景が延々と続き、私も桂子も(大体のお客さんは皆)客席上で
いつ動くんだろう?といったストレスを抱えながらもぞもぞと体を動かしていた。
そしてついに最後に男性が裸で飛び出してきて、やっと出てきた!と思ったやいなや
砂漠の丘の上に駆け上がり、あああ!!!っと声を出したか
(それとも私がそう思ったのか定かじゃないけど)そんな感じで終わってしまった。

客席は総立ちで拍手喝采、私と桂子は狐につままれたような気持ちで????という状態のまま
外へ出た。
外は真夏のかんかん照りの太陽で暑く、目の前にはずっと続くひまわりの花畑。

なんだか置いて行かれたような気持ちと、アカデミックすぎる内容が好まれるのだろうか?
とかなんとか話しながらわかんなかったなあ、なんて話しつつ、あの物言わぬ騒々しいひまわり
の花畑の道をかんかん照りの中ひたすら歩いていた。

2011,3/11,東日本大震災があり,家具や扉を抑えながらTV中継で見続けて逃げて逃げて!
なんて叫んでいた津波の画像。
明日も平和だなんてことがないんだということが身をもってわかったあの日。
戦争が起きたらこんな感じなのかもと思った映像、そして福島の原発事故。

その瞬間、パッと思い出したのがそのMeg Stuartの作品。そして瞬時に理解した。

チェルノブイリの事故があったからこそのヨーロッパの反応だったっていうこと。

ゾッとしたし、ゾワッともした。怖かったし、アートの力の凄さに感動もした。

心に引っ掻き傷を作ったあの作品を作った作家に会って、そのことを伝えたかった。

変な英語できちんと伝わったかどうかは謎だけれど、話すことができて、そして実際に
彼女の今の踊りを、本当に近いところで観て、一緒の空間でみんなで踊って、そんな
貴重な機会を与えてくれた中沢レイちゃん,来てくれたMeg Stuart,そしてYoshiko Chuma,
陰で支えている沢山のスタッフやミュージシャンや出会った人々、に、大感謝です。